修学旅行中のルール違反を理由に空調がされていないバスに待機させられ、体調不良になったとして生徒の母親が会見を開きました。

6月下旬、大阪府泉大津市立の中学校の修学旅行で、就寝時間に友人の部屋に滞在したことがルール違反だとして、学校側は生徒2人を戸外やクーラーが入っていないバスで待機させました。生徒の母親によりますと、制限はおよそ3時間に及んだため、熱中症と見られる体調不良になったということです。

学校側からはルールを破ったという説明のみで、長時間バス内で待機させたなどの説明はなかったといいます。

【母親】
「こういうことをする先生はどれだけ反省してどれだけ怒られても絶対またする。子どもの命を守るどころか逆に危険にさらしている。私は体罰教師とはっきり思っています」

これに対し、学校側は…
 
【教頭】
「待機場所であるとか当時35度より暑かった気温の中で、熱中症の視点が抜け落ちているところは落ち度があったかと思います。そのことも含め学校長も指導が甘かったと反省している。全職員で事案の確認と全体的にあってはいけないことで再徹底しています」

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3392c7ee5e2340e88489ac6e0164caefe85650e