「就寝中に失われる水分は500ml」シーツっていつ洗えばいいの? メーカーに聞いた洗濯頻度とおすすめの寝具素材

まいどなニュース 8/10(水) 8:30

暑さが猛威を振るう今日この頃。朝は暑さで目が覚め、体は汗ばみ、パジャマはすぐに洗濯に。では、シーツや枕カバーはどうしていますか。寝具類はかさばるうえに干す場所も取るので毎日洗うのは面倒ですが、衛生面を考えたらこまめに洗うべきと迷う人も多いはず。

大塚製薬に聞く「就寝中に失う水分量は?」
そもそも、夏は一体どれくらい寝汗をかいているんでしょうか。ポカリスエットなどを製造・販売する「大塚製薬」(東京都千代田区)に聞いたところ、「環境や睡眠時間によって異なりますが、室温約29℃で約8時間睡眠した場合、汗などで失われる水分量は約500mlと報告されています(大塚製薬 佐賀栄養製品研究所データ)(約8時間 約29℃:大塚製薬佐賀栄養製品研究所データ 2000)」

それだけ汗をかいていたら、毎日使っている寝具にも相当量の汗がしみ込んでいるはずです。それでは、夏は一体どれくらいの頻度でシーツや枕カバーを洗うべきなのでしょうか。また、洗うことができないマットレスはどうすれば? 寝具メーカーの「西川株式会社」(東京都中央区)に話を聞きました。

寝具メーカーの西川に聞いた
ーーシーツや枕カバーはどれくらいの頻度で洗うべきなんでしょうか。

「人によって汗をかく量が違うので一概には言えませんが、できれば毎日がベストです。下着や肌着は毎日洗いますよね。それと同じで、シーツも毎日約8時間ほど肌に触れているものなので、毎日換えるのが理想的です。最低でも1週間に1回洗うのが望ましく、枕カバーは毎日、あるいは2日に1回は洗うのがベターです。ちなみに、冬も同様の頻度で洗うのが良いと思います」

ーー冬でも、ですか。

「冬も夏と同様、寝汗をかくので季節を問わず最低週に1回は洗うのが望ましいです」

ーー週1回ならなんとかなりそうです。

「シーツや枕カバーは洗い替えで何枚かあると便利ですね。速乾性に優れた生地など、乾きやすい素材のものを活用するのも良いと思います。

干し方としては、重なる面積が多いともちろん乾きにくいので、重なる部分が少なくなるよう斜めに干す、片方をあえて長めに垂れさせるなど工夫するのも手ですね。枕カバーはパンパンとよくはたいてから干すと良いと思います」

ーーでは、マットレスはどのようにお手入れを?

「素材によりお手入れ方法が異なるので、お使いの製品のお手入れ方法を見ていただくのがベストですが…、一例として弊社のウレタン製マットレスのお手入れ方法をご紹介します。

まず、ウレタン製マットレスは洗えません。マットレスが吸い込んだ湿気はマットレス内の下の方に溜まっていきます。よくベッドの下に除湿シートを入れるのはこのためです。その湿気をさらに逃がすため、ウレタン製マットレスに関してはマットレスを起こして壁に立てかける方法を推奨しています」

※続きはリンク先で
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/d963265e73ae9c7d0926ddf6cbe777462c3cb3fa&preview=auto