悲報 統一教会さん、令和の今も現役で霊感商法をしていた事がバレる

小栗泉・日本テレビ解説委員
「裁判で賠償が認められたケースがあります。2021年9月に最高裁で下された判決を見てみましょう。被害者は、夫に加えてがんで息子を亡くした当時57歳の女性です。“統一教会”の信者から勧められて、多くの支払いをしました」

「創始者の文鮮明(ムン・ソンミョン)氏の『み言葉』、教えが書かれた『天聖経(てんせいきょう)』などに140万円、アメリカの研修施設建設のために63万円、教会に通うための受講料で18万円を投じました」

「また先祖供養代40万円、パートナーが亡くなっていても地上界と霊界とで教団に祝福してもらえる『霊肉祝福』に304万円などを支払いました」

「信者から『夫や息子が地獄で苦しんでいる』と何度も不安を煽られたり、『天聖経』を買う際には『霊界にいる息子の声を聞きたいでしょう。毎日読めば(亡くなった息子を)身近に感じますよ』と言われて、購入してしまったということです」

「最高裁は、こうしたやり方について『社会的に相当な範囲を逸脱した行為として違法と評価せざるを得ない』として、損害賠償を認めました」