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2022/08/19(金) 18:54:09.16ID:uxW0Z2gH9ロシアのプーチン大統領(左)と中国の習主席は2月、両国の「友情に限界はない」と宣言していた
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は18日、11月に同国のバリ島で開催される主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が出席する予定だと明らかにした。
ジョコ大統領は、「習近平が来るだろう。プーチン大統領も私に、来ると伝えてきた」と、米ブルームバーグ・ニュースのインタビューで述べた。
両首脳が11月のG20サミットに出席することが確認されたのは、これが初めて。
同サミットの開催は、ロシアのウクライナ侵攻や、台湾をめぐる緊張が高まって以降で初となる。
習氏が中国を離れるのも久しぶりで、新型コロナウイルスのパンデミックが始まり、中国国境が閉鎖された2020年1月以降では初めて。今年7月1日に香港返還から25年を記念する式典に出席するため香港を訪れたが、中国大陸を離れたのは最近ではそれだけだ。
サミットにはジョー・バイデン米大統領の出席も期待されている。だが、プーチン氏と会談するかは不透明だ。
ただ、バイデン氏と習氏がサミットの前か合間に直接会談する可能性がありそうだとする報道がなされている。
■米国はロシア排除を要求
米政府と中国政府の関係は人権や貿易のほか、最近ではナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問をめぐり悪化している。ペロシ氏の歴史的訪台を受け、中国は自国の領土だと主張する台湾島周辺で、約1週間にわたる軍事演習を行った。
台湾は、軍事演習は台湾侵略を想定したものだと指摘。アメリカも、演習は「無責任」な行動だと非難した。
中国とロシアは2月の直接会談で、ロシアと中国の「友情に限界はなく、協力する上で『禁じられた』分野はない」とする共同声明を出している。当時ロシアは、ウクライナ東部の国境付近に推定10万人規模の部隊を集結させ、西側諸国がロシアをけん制していた。
アメリカは先に、ウクライナでの戦争を受け、ロシアをG20から排除し、プーチン氏をサミットに招待しないよう求めていた。
こうした中、インドネシアは自国を、アメリカとロシアの仲裁人だと位置づけている。
■「大国の対立を憂慮」
「大国同士の対立は実に憂慮すべきものだ」と、ジョコ氏はブルームバーグ・ニュースのインタビューで述べた。「我々が望むのは、この地域が安定し、平和になることだ。そうすれば我々は経済成長を築けるようになる」。
ジョコ氏は今週初め、ロシアとウクライナの双方がインドネシアを「平和の架け橋」として受け入れていると述べた。
6月にはアジアの指導者として初めてウクライナ・キーウとロシア・モスクワを訪問し、両国の首脳と面会した。会談では戦争の終結と世界的な食料危機の解決を訴えた。
2時間前
https://www.bbc.com/japanese/62600540