https://www.cnn.co.jp/storage/2022/09/01/63c598b453f508d41de23494d02da4cd/t/768/432/d/chinese-metropolis-of-chengdu-locks-down-super-169.jpg
成都市内で新型コロナ検査の列に並ぶ人々/FCHNA/FeatureChina/AP

(CNN) 中国南西部・四川省の成都は1日夕、市内全域で新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)を実施する。住民2100万人は自宅にとどまることを余儀なくされ、企業も営業を停止する。

成都の全住民は同日午後6時から、新型コロナの検査義務を除き自宅待機を命じられる。検査で陰性の場合、各世帯は1日1回、食料品の買い出しに1人を外出させることができる。医療機関の受診など、緊急の要請がある住民は地域委員会の承認が必要となる。

スーパーや薬局、病院を除く全企業が休業する。レストランでの飲食も停止となり、利用できるのは持ち帰りサービスのみとなる。

中国は厳格なゼロコロナ対策を続けている数少ない国のひとつ。デジタル技術による徹底的な監視や大規模検査、広範な隔離、素早いロックダウンを頼りに封じ込めを行ってきた。

感染力の高いオミクロン変異株の登場で国の大部分が次々ロックダウンし、検査が日常化するなか、この戦略は難しい局面を迎えている。

8月31日の成都の感染者数は156人で、過去1週間の累計感染者数は700人を超えた。

2022.09.01 Thu posted at 16:06 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35192649.html


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