>>820

https://www.medicalonline.jp/news.php?t=review&m=nursing&date=202007&file=20200709-Lancet-395-1973-N.csv

【背景】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防での身体的距離づけ・マスク・眼保護ゴーグルの効果は。カナダMcMaster UniversityのSchunemannらは、これを評価する系統レビュー・メタ解析をおこなった。対象は、16ヶ国・6大陸からの172観察研究・44比較研究(n=25,697)である。
【結論】
身体的距離1m未満と比較して、1m以上でウイルス伝播はより低かった(aOR:0.18、リスク差[RD]-10.2%、中等度確実性)。距離が長くなるほど保護効果が増加した(RR 2.02/m、中等度確実性)。マスク着用により、感染リスクは大幅に低下した(aOR:0.15、RD-14.3%、低度確実性)。N95レベル以上マスクの効果は大きかった。ゴーグル着用も低度確実性で有効であった(aOR:0.22、RD-10.6%)。

25000サンプルのランセット掲載論文どうぞー