元刑事が現場で足取り検証

小川氏は「警察は事件と事故の両面で調べています。複数の防犯カメラには朝芽さんがキックスケーターをこぎながら公園に来る姿が映っているので、流山市の公園までは1人で来たのだろうと思われます。私は当初、本人にとって大切なキックスケーターを公園に置いて、300メートルも離れているとされる河川敷まで歩いて行くのは不自然だと思ったが、現場に来てみると、その公園から河川敷の入口までは10メートルしかないことが分かった。河川敷の入口までは草が生い茂った中にある坂道で、キックスケーターを持って土手に上がることは難しいので、公園にちょっと置いて来ることも考えられなくはない」と指摘した。

その上で、同氏は「ただ、靴と靴下が置いてあった河川敷の場所までは距離があるので、自分1人の意思で行くのは難しいと思われる。誰かに誘われたか、呼ばれるなどして行った可能性もある。第三者が関与して、靴と靴下を現場に置いたということも考えられなくはない」と推測した。

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