日本人が生食を好むのは慢性的に脂質不足だったからだよ
牛乳やチーズ、食肉で脂質を補完できるほど農業リソースがなかった、
人口分の米を作る平地すら足らなかった国
カロリーベースで言えば肉や牛乳は贅沢品、リソースを消費する、だから幕府は肉食、牛乳も禁じた
すると脂質は魚くらいしかない
でんぷんは加熱でアルファー化しなければ消化できないけど脂はその必要も無い
生が効率良く摂取できる
文化的に生食が定着した、生信仰

日本にかぎらず食文化は自然環境や地政学的な条件で説明付いちゃう

例えばイスラムで豚を禁じたのは衛生が理由ではない、寄生虫リスクは牛と変わらん
塩漬け乾燥させて保存食にすりゃいいだけ
乾燥を嫌う豚の飼育には大量の水を使う、反芻できないから草だけでは育てられない、
大量の水と穀物飼料は砂漠では贅沢品
牛(水牛)と違って動力源にもならない、カロリーベースでは無駄しかない、アホかと
だから禁じた。

未だ日本人が「脂うめぇ、生最高」ってのは貧しかった歴史の名残り