2022年10月2日 11時17分 (共同通信)
 
 大相撲で全盛期の1971年10月に27歳の若さで急逝し「悲劇の横綱」と呼ばれる玉の海(本名谷口正夫)の没後半世紀を記念する「横綱玉の海展」が2日、郷里の愛知県蒲郡市で開幕した。
 母校蒲郡中の同級生らが実行委員会を立ち上げ主催。蒲郡市博物館内の会場には、少年時代などの貴重な写真や遺品など約90点を展示。最近発見された「Tamanoshima」(玉乃島=大関までのしこ名)のサインが入った人物画や、葬儀の際に切り取った本人のまげも並ぶ。
 同級生の荒島伸好さんは「玉の海の名を永遠に残していきたい」と感慨深げに話す。
 展示会は8日まで(3日は休館)。入場無料。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/205972