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ソウル梨泰院は初めて事故申告が受け付けられた29日午後10時15分から3時間以上、文字通り阿鼻叫喚だった。 医療スタッフと市民は倒れ、意識のない患者の上着を脱がせてCPR(心肺蘇生法)を行い、続々と到着した警察と救急隊員も現場で応急措置を取った。 事故地点だった梨泰院世界飲食通りだけでなく、路地進入路である梨泰院駅1番、2番出口前の歩道と道路でも集団CPRが行われた。

事故直後、現場にいた市民たちは「CPR可能な人がいるか」と大声を上げた。 近くにいた医療スタッフが乗り出した。 この日梨泰院近くを通っていた医師のイ·ボムソクさん(31)は「梨泰院駅から龍山区庁までの通りを通っていたところ、人が運ばれてくるのを目撃した時刻が午後11時5分ごろ」とし「救急隊員が応急措置を取る姿が見え、人手が足りないようで、私も直接現場に入ってCPRをし始めた」と話した。 イ氏は「患者のほとんどが顔に鼻血を流していたり、腹部膨脹症状を見せたが、外部圧迫による内臓破裂と出血と推定される」と述べた。 友人と一緒に事故現場にいた順天郷(スンチョンヒャン)大学病院看護師の金ユンヒさん(29)も飛び込んだ。 キム氏は「事故現場にいて市民の助けで抜け出した後、気を引き締めて現場で患者5人程度CPRを進行した」とし「『どうか生きろ』という気持ちでCPRを進行したが、ほとんどがうまくいかなかった状況」と話した。 彼は「状況が悪い患者は早く病院に搬送されなければならなかったが、救急車が不足していた」とし「一緒にいた友人を助けることができなかったのがまだ心が痛い」と述べた。