東京都千代田区で、コロナ禍で中止になっていた秋の「神田古本まつり」が3年ぶりに開かれている。世界最大の古書店街といわれる神田神保町に、イベントの復活を待ちわびた全国の愛好家が集った。期間は11月3日まで。
 古本まつりは1960年に始まり、今回は約120店舗が参加。書店が連なる数百メートルの歩道にワゴンが並ぶ「青空掘り出し市」や、希少本の展示即売などが行われている。
 視察に訪れた小池百合子知事は「古本は香りがノスタルジックで、中身の濃さを兼ね備えている。魅力あふれるイベントだ」と語った。

時事通信 2022年10月31日10時17分
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