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同党によると、同県連所属の野田はるみ県議と佐々木ナオミ県議は2~5月にかけて
作山友祐県議、滝田孝徳県議、浦道健一県議から同県条例に賛成するように要求された。
 野田、佐々木両県議が条例改正案を採決した今年5月に体調不良で欠席すると
「議員辞職してください。あなたは政治家でなく政治屋だ」と暴言を吐かれたという。
 岡田氏は「ハラスメント対策委員会の吉田忠智委員長から審議結果の報告があった。
作山氏は『重大なハラスメント』と指摘した上で、
作山氏、滝田氏、浦道氏の3者全員に『ハラスメントとされてもやむを得ない言動があった』と判断されました」と説明した。
 今回の〝パワハラ騒動〟は、同党のジェンダー平等の確立を支持する有権者たちを裏切る格好となった。
「委員会が女性県議2人に対するハラスメントを認定した事実は、極めて重く受け止めています。
県連執行部に対しては(作山氏、滝田氏、浦道氏の3者に)措置、処分を含めた対応をするように求めた」(岡田氏)
 パワハラが起きた背景には、同県議会における独特の慣例があったとされる。
党内では今度の事案をどう認識し再発防止につなげる考えなのか。
「男性同士であれば、まかり通っていたことが、世間の常識からみて、とてもまかり通らないと認識した。
従って各県連、本部も含めてハラスメントの認識をして対応しなくてはならないと思っています」
 同党は国会で岸田・自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の接点を厳しく追及して〝上げ潮〟状態だった。
ところが、今回のパワハラ問題で「身内の不祥事で再び支持率が下がるのではないか」(永田町関係者)と言われている。