読売新聞2022/11/02 00:00
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宮内庁は、毎年1月2日に皇居で行われる新年一般参賀について、2023年は参賀者の人数を絞った上で実施すると発表した。希望者を募集し、応募が多数の場合は抽選を行う。昨年と今年は新型コロナウイルス禍で中止しており、3年ぶりの実施となる。

新年一般参賀は、天皇、皇后両陛下をはじめ、皇室の方々が午前と午後に数回、皇居の宮殿のベランダに立ち、参賀者の祝意に応えられる行事。宮内庁によると、来年は感染対策のため1日6回とし、参賀者を各回約1500人の計約9000人に絞る。5回に約6万8700人が集まった前回の20年より大幅に減る見込みだ。

宮殿の隣にある宮内庁庁舎の前では祝賀の記帳を受け付ける。こちらは事前の申し込みなしで参加できる。

宮殿での参賀の応募は今月2~18日、インターネットか往復はがきで受け付ける。1人1件までで、応募者本人を含めた2人まで申し込める。抽選結果は12月中旬頃、応募者にメールやはがきで知らせる。詳細は2日午前9時から宮内庁のホームページに掲載される。