8日までの1週間に報告された新型コロナの新規感染者数が、前週比で1.40倍となったことが厚生労働省の集計で分かった。全都道府県で増加しており、加藤勝信厚労相は9日、対策を厚労省に助言する専門家組織の会合で、地域差はあるものの増加傾向は今後も続き「いわゆる『第8波』につながる可能性もある」と指摘した。

 仮に前回の流行第7波と同様のスピードで感染拡大が継続した場合、「2週間後には前回のピークを超える可能性がある」と述べた。

 国立感染症研究所は、死者数が例年水準をどれだけ上回ったかを示す「超過死亡」が、8月には1万2千~1万7千人に上ったとの推計を示した。

11月9日(水)19時11分 共同通信
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