ロシアが併合を宣言したウクライナ南部ヘルソン州のロシア側「行政府」は12日夜、ロシア軍が撤退を完了したドニエプル川西岸地域にある州都ヘルソンに代わって州南東部ゲニチェスクを暫定的な州都とするとの事前の説明を撤回した。タス通信が伝えた。州都の事実上の放棄による行政府内部の混乱を露呈した。

 同行政府は「ヘルソンが正式な州都であり、ゲニチェスクには行政組織が一時的に置かれているだけだ」と記者団に改めて説明。同行政府の報道官が事前に行った説明は事実ではないとした。(共同)

11月13日16時27分 共同通信
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