【ヌサドゥア共同】岸田文雄首相は16日、新型コロナウイルスの流行「第8波」を巡り「感染状況を注視し、国民の命や健康を守るために最善の努力をする。万全の態勢を用意したい」と述べた。発熱外来やオンライン診療など医療提供体制の充実を図る考えも示した。インドネシア・バリ島で記者団の質問に答えた。

 ワクチン接種推進に向け「政府としての働きかけにより力を入れる」と強調。寒冷地での感染拡大のペースが速いとして、十分な換気を行うよう重ねて求めた。

 松野博一官房長官は記者会見で季節性インフルエンザとの同時流行に備え「基本的な感染予防対策の徹底をお願いしたい」と呼びかけた。

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