2022/11/20 19:47

 日本臓器移植ネットワークは20日、関東地方の病院に入院していた6歳未満の女児が、改正臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。

 家族が15日に臓器提供に同意し、18日までに脳死判定された。20日に臓器が摘出され、心臓は10歳未満の女児に、腎臓は10歳代の女性に、肺と肝臓、小腸はいずれも10歳未満の男児3人にそれぞれ提供される予定。同ネットが公表する6歳未満の子どもからの提供は25例目となる。

 女児の両親は同ネットを通じ、「人が大好きでいつも笑顔だった娘の一部がこれからも世界のどこかで生き続けられますように」とのコメントを発表した。

https://www.yomiuri.co.jp/medical/20221120-OYT1T50114/