JR盛岡駅で23日、蒸気機関車の「SL銀河」と秋田新幹線の「こまち」のツーショットが実現し、全国から51人の〝撮り鉄〟たちが集結した。

JR東日本の盛岡支社が鉄道開業150周年を記念して企画した。在来線ホームでSLと新幹線のツーショットは通常不可能。しかもSL銀河は来春に引退する予定になっている。

撮り鉄たちにとってまたとないチャンスで、ホームだけでなく線路まで下りて撮影できるという垂涎(すいぜん)の企画に1人3万9800円の参加料を払って全国から51人が集まった。

30年以上の撮り鉄という奥川博さん(71)=大阪府摂津市=は「SLと新幹線のツーショットなんて通常考えられません。最初で最後のチャンスと思ってきました。最高の画が撮れました」と声を弾ませていた。

産経ニュース
2022/11/23 14:59
https://www.sankei.com/article/20221123-UDWUCBEIJJMLXGKZ2W5NPO3P2Y/