【イブニングスクープ】

政府は相手のミサイル発射拠点をたたく「反撃能力」について米軍との共同運用計画を作成する。米軍が衛星などから得た標的情報を基に反撃の精度を高める。月内に国家安全保障戦略など防衛3文書を改定し反撃能力の保有を正式に決めた後、米軍と協議を始める。

米軍と反撃能力に関する共同計画を立てるのは初めて。国際秩序を変えようとする勢力に同盟国と一丸になって対処する米国の「統合抑止」の具体例となる。

政府は反撃対...(以下有料版で,残り606文字)

日本経済新聞 2022年12月7日 18:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA055ZN0V01C22A2000000/