※12/8(木) 8:45配信
福島民友新聞

 福島県警は7日、東京電力福島第1原発事故による帰還困難区域内の空き家に侵入し、女性用の下着などを盗んだとして、邸宅侵入と盗みの疑いで県警本部災害対策課の特別警ら隊に所属する男性巡査部長(38)を書類送検し、懲戒免職処分にしたと発表した。

 書類送検、処分とも同日付。県警によると、巡査部長は調べに対し容疑を認めており「50~60回盗んだ」と供述しているという。県警は下着のほか、スカートやワンピースなど約1000点を押収した。

 送検容疑は10月4~6日に、大熊町や富岡町の空き家3カ所に侵入し、女性用の下着など29点(5700円相当)を盗んだ疑い。

 県警によると、巡査部長は今年3月下旬に配属となり、被災地のパトロールなどを担当。通常は2人一組で業務に当たるが、1人で勤務できるように仕向け、4月下旬から空き家などを見つけては盗みを繰り返していたという。

 県警は証拠隠滅や逃走の恐れがないとして、逮捕状を請求せず任意で捜査してきた。氏名を公表しなかった理由についても「任意事件のため」としている。

「下着に興味」巡回中、被災家屋に侵入

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