※12/9(金) 15:15配信
マネーポストWEB

 猛烈なインフレと円安に見舞われている現在。こうした状況下では、「生活防衛のための貯蓄」は悪手だ。超急ピッチで物価高が進んでいるなか、このまま銀行預金や現金で持っているだけでは、その価値はどんどん目減りする一方だ。

 そもそも、現在の銀行の定期預金の金利はわずか0.002%。年利が6~7%だったバブルの頃のように、資産を銀行に預けて増やすことはできなくなっている。明治大学政治経済学部教授で経済学者の飯田泰之さんは言う。

「ただ現金・預金を持っているだけでは、増えないどころか、物価が上昇した分、買えるモノが減っていきます。日本のいまのインフレ率が3%台ということは、同じ一万円札100枚を持っていても、1年前は100万円のモノが買えましたが、いまは約97万円分のモノしか買えなくなっているということです」

 相対的に価値が目減りするだけでなく、税金や盗難によって資産を大きく失う可能性すらある。

 2022年3月にスタートした公金受取口座登録制度は、マイナンバーに預貯金口座をひもづけることで個人の資産を国や自治体が把握し、社会保障や年金、税金の正確な受給と管理を図るもの。登録するとマイナポイントを受け取れるなどの制度もある。

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