2022年12月09日(金) 09時35分 更新

 9日早朝、北海道江別市の住宅で、同居中の40代の妹の顔を殴り、けがをさせたとして、52歳の男が逮捕されました。きっかけは、自宅前の除雪をめぐるトラブルでした。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、江別市東野幌に住む52歳の警備員の男です。
 この男は9日午前4時20分ごろ、自宅で同居中の40代のアルバイト従業員の妹の顔を拳で何度も殴り、打撲や鼻から出血などのけがをさせた疑いが持たれています。
 警察によりますと、当時、現場付近は雪が降っていて、男は、自宅前で除雪機を稼働させていました。
 妹も除雪していましたが、除雪機の前を横切ってしまうと、男は「危ないだろ」と怒鳴りつけました。
 これに対し、妹がにらみ返したため、男は腹を立て、犯行に及んだとみられています。
 すぐに妹が自ら「除雪で兄ともめた。鼻血も出ている」と通報、駆け付けた警察官がその場で男を逮捕しました。
 取り調べに対して52歳の警備員の男は「危ないだろうと注意したのに、妹からにらまれ、カッとなって殴ってしまった」などと話しているということです。
 江別市によりますと、市内では、9日午前9時までの24時間に26センチの大雪となり、積雪は35センチに上っています。

https://www.hbc.co.jp/news/915da3280bbc8583d8e39c44c228f60a.html