長崎市の私立瓊浦(けいほ)高校男子バドミントン部の男性監督が、部員を蹴るなどの体罰を加えていたことが14日、同校への取材で分かった。バドミントン部は今年、全国高校総体(インターハイ)の団体戦で優勝するなど強豪として知られる。

同校によると、学校側の調査に監督は「生徒を鼓舞するつもりでやってしまった」と話し、体罰を認めているという。現在活動を自粛しており、学校側が処分する。

今春、部活動中に複数の部員の尻や太ももを蹴ったり、髪を引っ張ったりするなどした。数年前にも当時の部員の髪を引っ張るなどしていた。今月12日、外部から問い合わせがあり発覚。渡川(わたりかわ)正人校長は取材に「体罰の根絶について何度も指導してきたが、こういうことが起きてしまい大変申し訳ない」と話した。

監督は平成27年4月に保健体育担当の教師として、同校に着任していた。

産経ニュース
2022/12/14 23:01
https://www.sankei.com/article/20221214-JMVCXJIFWBIFBNEHIZMCZHH4SA/