※2022年12月14日(水)
埼玉新聞

 小鹿野町は13日、森真太郎町長の名義を使って株主総会議事録などの文書を偽造し、法務局に提出したとして、会計年度任用職員の50代男性を懲戒免職処分にした。

 同町によると、男性は3月に地域プロジェクトマネジャーとして採用。約1年間、町職員として町有観光施設の経営改善に取り組み、実績が認められれば、「株式会社地域商社おがの」の代表取締役に就任する予定だった。

 同地域商社は現在、森町長が代表取締役を務めているが、男性は6月ごろに、自身が同地域商社の取締役および代表取締役に就任した旨の登記をしようとくわだて、森町長の名義を使い、同商社の取締役および代表取締役辞任届や、臨時株主総会議事録を作成。さいたま地方法務局に提出し、行使した。

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