ロシア国防省は14日、同国カルーガ州にあるミサイル部隊基地で大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「ヤルス」を
地下収納の発射台に据えつける模様を収めた映像を公開した。

近く迎える「戦略ミサイル軍の日」関連の行事として、コゼルスキー地区にあるミサイル部隊基地で実施したとした。
ロシアが戦略的な核抑止力を重要視している姿勢を改めて示す形ともなっている。

また、今回の映像公開は、米国のバイデン政権が最新型の長距離用地対空ミサイル
「パトリオット」をウクライナへ提供する計画の最終調整に入っているとの情報が流れた後の措置ともなっている。

同ミサイル部隊基地の司令官は声明も盛り込んだ映像の中で、ヤルス移送作戦の重要性に触れ、
「計画通り戦闘任務に就ける態勢にあるとの事実に込められている」と強調。

「我が国は戦略レベルで全ての任務の解決をもたらしてくれる新たな核ミサイル兵器を迎え入れるだろう」とも述べた。

https://www.cnn.co.jp/world/35197458.html

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