ニッセイ基礎研究所レポート抜粋

東京一極集中、ほぼ完全復活へ(1)−2022年1-9月「住民基本台帳」転入超過人口都道府県ランキング
天野 馨南子

そして相変わらず、未来人口の増加につながる若い女性を中心に男性の1.4倍となる2.4万人を東京都は集めており、女性人口の純増数でみると、2位神奈川県1.3万人の1.9倍、3位埼玉県1.1万人の2.3倍、4位千葉県5.3千人の4.5倍、5位大阪府4.8千人の4.9倍、6位福岡県2.9千人の8.0倍という不動の女性誘致力を誇っている。

未来の出生数を考えるならば、圧倒的な未来人口の勝ち組、それが東京都であり、そのパワーの源は「就職期に女性を集める力がダントツである」に尽きる。