知的障害者のカップルに不妊手術や処置を求めていた北海道江差町の社会福祉法人「あすなろ福祉会」の樋口英俊理事長が19日、記者会見を開き、結婚や同棲を希望する障害者に対し「『子どもが欲しい』と言ったときは、うちでは支援できない」と事前に伝えていたことを認めた。

 「親として責任が果たせないとなったら、われわれの方から『誰が責任を取るか』と説明し、産むかどうかの選択を求める」と述べ、障害者側に判断を委ねていると強調した。これまで処置を受けた8組16人は全員子どもを望んでいなかったとした。

共同通信
2022/12/19 12:37 (JST)
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