日本海側を中心に12月17日ごろから降雪が強まるなか、各地で雪道での自動車の立ち往生案件が発生しています。

 それをうけ、国土交通省 中国地方整備局は19日付けで「立ち往生車両11件のうち9件が冬用タイヤ未装着の車両」と発表しています。

 17日深夜からきょう19日にかけて、管内(島根・鳥取・広島)で計11か所の立ち往生が発生。9か所がノーマルタイヤ車が
絡む立ち往生案件だったということです。

 中国地整は「ノーマルタイヤを装着した車両が立ち往生して、深刻な交通渋滞や通行止めを引き起こしています」と
“うんざり”といった様子。「積雪・凍結道路ですべり止めの措置をとらない運転は法令違反となります」
(※編注:「法令違反」部分は赤字で下線付き)と、強く呼びかけています。

 きょう19日も依然として積雪が続いています。各地の道路管理者も同様に、不要不急の外出を控えてやむを得ない
外出の場合は必ず冬用タイヤやタイヤチェーンを装着するように要請しています。

【了】

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2022.12.19 乗りものニュース編集部
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