愛媛県内4つの衆議院の選挙区が3つに減ることを受け、自民党県連は、次の選挙で村上誠一郎氏が比例にまわる方向で候補者を調整するよう党本部に要望しました。

自民党愛媛県連の三宅幹事長は20日、党本部で茂木幹事長らと面会し、次の衆院選から選挙区が3つに減る県内の候補者調整について地元の意見を伝えました。

自民党愛媛県連 三宅浩正幹事長
「各支部からはですね、村上氏を小選挙区でということは意見が一つも上がってない状況にございまして、比例を村上氏にしてはどうかというところまで今きているところです」

三宅幹事長は、新たな愛媛1区に塩崎彰久氏、2区に井原巧氏、3区に長谷川淳二氏が出馬し、村上誠一郎氏が比例にまわる方向で候補者を調整するよう要望しました。

また、村上氏が、井原氏と選挙ごとに比例と小選挙区での出馬を交代する「コスタリカ方式」を提唱していることについて、三宅幹事長は…

自民党愛媛県連 三宅浩正幹事長
「これは言ったら、先の先の選挙ですよね。次の次のことを今議論とするということで、なかなか厳しい議論で、そこをこれから国会議員の先生方・当事者同士でですね、さらに年末に向けて議論を詰めていくという状況であります」

自民党愛媛県連は、区割り変更の法律が施行される28日までの決着を目指し調整を急ぐ方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/441f5be0ef1d12f2b273ddcbbe55c2ffcd9ac92d



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https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ9Y4JR1Q9YUTFK00S.html