70代女性は、いつも1人で静かに歩いている姿が印象に残っているという。
「結婚もせず、働いている様子もなかった。1人暮らしで可哀そうと思っていた」

以前は両親や祖母らと暮らしており、大きい犬を2匹飼って仲が良さそうに見えた。
しかし、その後、斎藤容疑者の自宅はだれも住まなくなり、数年前に斎藤容疑者が1人で戻ってきたという。
「スーパーの袋を持って出入りをするのをたまに見かけた。
1人で生活しているうちに心が曲がってしまったのかな」

 別の70代女性は子どものころの斎藤容疑者を覚えていた。
「きちょうめんであいさつもちゃんとできる子。サッカーもしていて格好よかった」
自治会費だって封筒に入れて持ってきてくれた」

ビショップさん本人のものとみられるホームページやSNS(ネット交流サービス)によると、ビショップさんは米サウスダコタ州生まれ。
1974年から40年以上、日本を含むアジアに移り住み、コンサルティング会社などに勤めていた。
小説も数冊執筆しているという。

 近所に住む主婦の女性(38)はビショップさんについて「独特なイントネーションだったが日本語は流ちょうだった。
本人は『作家をしていた。本も出していて、私の名前を調べれば出てくる』と言っていた。