中国疾病予防コントロールセンターの首席疫学者だった曽光氏は、中国の新型コロナウイルス感染のピークが2─3カ月続く見込みで、
医療資源が比較的乏しい農村部に間もなく感染の波が広がるとの見方を示した。

1月21日から始まる春節(旧正月)大型連休中の帰省ラッシュで農村部のコロナ感染者が急増するとみられている。

中国政府の政策転換を受けて感染が広がっており、国営メディアによると人口14億人のうち3分の1以上が
感染がピークアウトした地域に住んでいるという。

中国メディアの財新が12日報じたところによると、曽光氏はコロナ感染の最悪期はまだ終わっていないと警告。
「我々は大都市での対策に焦点を当ててきた。今こそ農村部に焦点を当てるべきだ」と訴えた。

世界保健機関(WHO)も今週、連休中の旅行に伴うリスクを指摘している。

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-china-idJPL6N33Y03L