インフルエンザの流行期入りした鹿児島県内で感染者が急増している。県は13日、感染症情報を発表。
8日までの1週間に定点91医療機関から報告された患者数は599人(定点1機関当たり6.58人)で、前週比6.4倍。

名瀬、指宿、西之表の保健所管内では注意報の基準(同10人)を超えた。県は枕崎高校の休校も発表。
インフルエンザによる学校の閉鎖措置は今シーズン初めてで20年2月以来となる。

定点機関からの報告数は前々週22人(1機関当たり0.24人)、前週93人(1.01人)で、3週連続で増加している。

保健所別では名瀬が20.80人と突出。指宿10.67人、西之表10.50人、鹿児島市8.82人と続く。

年齢別では10代が175人で最も多く、10歳未満173人、20代128人で、29歳以下の若い世代が8割を占めている。

枕崎高は全校生徒100人中20人が感染し、12、13日の2日間を休校とした。感染者は複数の学年にまたがっているという。

健康増進課は「基本的な感染対策を行うとともに、ワクチンを打てる人は検討してほしい」と呼びかけている。

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