大学入試センターは14日、大学入学共通テストの地理歴史・公民で、2会場の受験者計119人が、監督者の対応に誤りがあったため、再試験の対象となったと発表した。

大学入試センターによると、名古屋市の愛知県立明和高校の試験会場で、監督者が時間の確認を誤り、受験者101人の試験時間が5秒短くなった。大阪教育大柏原キャンパスの会場でも同様の理由で、1分短くなったという。対象者は、希望すれば28日に行われる再試験を受験できるという。

 また、山口大学工学部の会場では、国語の試験時間が30分繰り下げとなった。試験開始前に火災報知機が鳴り、安全が確認されてから試験を開始したためという。受験生584人に影響があった。同じ建物内にある研究室の機械から煙が出ていたという。

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