★「寺のお供え物」を「おさがり」として子どもたちに 貧困状態にある子どもたちを救う「おてらおやつクラブ」とは【高松】


経済的に困っている子どもを、寺への「おそなえ」で支援しようという活動が全国に広がっています。その名も「おてらおやつクラブ」。活動を紹介するイベントが高松市で開かれています。

「おそなえもの」を、仏さまからの「おさがり」として子どもたちの支援に役立てる、奈良県から全国に広がっている「おてらおやつクラブ」です。

高松市の仏具店・岩佐佛喜堂では、その活動を紹介する巡回展が開かれています。きょう(13日)は、「おそなえもの」を支援する家庭に送るために、箱詰めするワークショップが開かれました。

(参加者)
「困っている方がたくさんいる、というのが、普段自分たちには見えないので、常に頭の中に置いておくと、何か『自分たちがもったいないというものを、そのひとたちの感謝に変えていくことができるんじゃないかな』とすごく感じました」

全国では、「子どもの7人に1人が貧困状態にある」と言われています。

(おてらおやつクラブ 野田芳樹さん)
「『何か力になりたい』という方は、ご協力いただいたり、あるいは『助けてほしい』という方は、遠慮なく気兼ねなく『助けて』と声を上げていただけるような、そんな温もりある社会を築いていきたいなと思います」

巡回展は1月16日まで開かれ、活動を紹介するパネルを展示するとともに、食料品などの寄贈も受け付けているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0b111a48c1f68d0cad6a153a359c18e859423368