※2023/01/17 12:54
読売新聞

 菓子製造販売「千鳥 饅頭まんじゅう 総本舗」(福岡市)が、看板商品「チロリアン」の商標権を侵害されたとして、「千鳥屋本家」(福岡県飯塚市)などに名称の使用中止や損害賠償を求めた訴訟があり、大阪地裁で和解が成立した。本家側が商品名を変更し、解決金として5000万円を支払う。和解は昨年12月27日付。

 訴状などによると、「千鳥饅頭」で知られる千鳥屋は、1630年に佐賀県で創業した和菓子屋が始まりで、戦後に事業を発展させた女性(1995年に死去)の息子4人がそれぞれ事業を引き継ぎ、次男が総本舗、五男が本家を設立した。

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