※2023.01.24
現代ビジネス

川勝平太知事の“勘違い”がもとで、静岡県はリニア開業を遅らせることを余儀せざるをえなくなったかに見えるリニア工事問題。

静岡県庁組織は「機能不全」ではなく、「機能崩壊」寸前であることは、前編『「反リニア」で機能崩壊する静岡県庁組織…川勝知事の“勘違い”を押し通す「ヤバすぎる内幕」』でその経緯を詳しく報じた。

川勝知事は2023年1月4日の年頭あいさつで、JR東海のトンネル工事中の湧水全量戻し策として提案された東京電力・田代ダム取水抑制案に触れ、「(水利権について)当事者でもない(JR東海が)、水利権について当時者である東京電力との関係を明らかにされる必要がある。これ(田代ダム取水抑制案)は検討の余地がある」などと述べたが、この発言については川勝知事が「水利権を理解していない」可能性もある。

知事は水利権を理解していない?
拙著『知事失格』は、大井川広域水道企業団が毎秒2立法メートルの水利権を有しているのに、実際は同企業団が、毎秒1.1立法メートル程度しか大井川の水を使っていないことを明らかにして、川勝知事の「命の水を守る」が真っ赤な嘘であることを追及した。

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