「免疫学では『抗原原罪』という現象が知られています。変異株に対応した改良型ワクチンを接種しても、
最初に接種したワクチンに対応した中和抗体だけが増加し、必要とする改良型ワクチンによる中和抗体は充分に作られないという現象です。
アメリカの医学雑誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』でも最新の研究結果として掲載されています。
そもそも、変異を繰り返すウイルスにワクチンで対応し続けるのは、無理があるのです」