北海道警は28日、旭川市の会社員の男性(24)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で同日未明に現行犯逮捕した後、誤認逮捕だったと判明し、約13時間後に釈放したと発表した。同日夜、無免許で酒気帯び運転をしたとして、車に同乗していた同市豊岡14の4の会社員、奥山将弘容疑者(25)を道交法違反容疑で逮捕した。

 道警によると、28日午前1時40分ごろ、同市東光9の3の飲食店付近の駐車場から乗用車が発車するのを警察官が目撃。運転席にいた男性に職務質問し、基準値を超えるアルコールが検出されたため、その場で現行犯逮捕した。男性は「運転していない」と容疑を否認していた。


 その後、同乗していた女性に事情を聴いたところ、奥山容疑者が運転していたと説明。同容疑者が「ばれたくなかったので替わってもらった」と容疑を認めたため、誤認逮捕だったと判明した。【金将来】

毎日新聞 2023/1/30 08:32(最終更新 1/30 08:32) 372文字
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