2/1(水) 18:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/26f70e82ec30ae33a2ef0053c4f9f5d07c22f1d7

宮台真司さんを襲撃したとみられる男は、引きこもり状態で、41年の人生の中で一度も職に就いたことがなかったという。捜査関係者によると、都立大や宮台さんとの接点も確認されていない。

男の自宅は都立大から直線距離で約9キロ離れた相模原市南区の閑静な住宅街にある。両親と3人暮らしで住宅から約300メートル離れた別宅でも寝泊まりしていたとされ、近隣住民は別宅に母親が掃除などで出入りする様子を見ていたという。

近くに住むパート女性(73)は、男の母親と宗教絡みの勧誘を通じて知り合った。男は野球好きで神奈川県内の野球強豪校に進学したが、その後は長く引きこもり状態だったと母親から説明されたという。「2~3年前から息子が少し外出するようになった」「別宅は息子に買い与えた」とも聞いていた。

近くの男性は数カ月に一度のペースで早朝や深夜に男が自転車で別宅に出入りする姿を目撃していた。別の住民女性も自転車に乗る男の姿を見かけることがあったという。男性は「大柄だが物静かな印象で、会釈すれば、会釈で返してくれた」と振り返る。警視庁はこれまで2度にわたり、事件前後の男を捉えた防犯カメラの画像を公開していたが、男性は「報道で見ていたが、同一人物だとは全く気付かなった」と話した。