「交際していた」54歳男は24歳女性をサバイバルナイフで “30歳差”強い殺意と不可解トラブル 府中ホテル刺殺事件
2023年2月6日 月曜 午前10:50
https://www.fnn.jp/articles/-/481680

 SNSトラブルで相談も

警視庁は殺人事件として捜査に乗り出したが、被害者の身元が平林さんと判明したことで、”身分証”を所持していた石川容疑者が捜査線上に浮上。午前5時半ごろ、自宅マンションに帰宅してきた石川容疑者の身柄を確保したのだった。

身柄を確保された際、石川容疑者は、サバイバルナイフのようなものを2本所持していた。このうちの1本は、血のようなもの付着していたという。殺害に使われた凶器の可能性があるという。

平林さんとの関係について、石川容疑者は、「交際していた」などと説明しているそうだ。2人が出会った経緯については捜査中とされるが、去年12月、府中警察署に対して、SNS利用をめぐるトラブルの相談があったという。

 「確実に殺すため首を刺した」

このSNS利用をめぐるトラブルだが、府中署に相談を寄せたのは、平林さんではなく、石川容疑者だった。実際にトラブルがあったのかどうかは不明だが、その後、石川容疑者は「勘違いだった」として、トラブルの訴えを取り下げたという。

犯行時の状況について、「確実に殺すために首を刺した」と話している石川容疑者。強い殺意がによる犯行と言える。”30歳差”の2人は、どのような関係で、何があったのか。石川容疑者は、殺害後、平林さんのマイナンバーカードを持ち去ったのか。動機などの解明が待たれる。