※2/5(日) 10:38配信
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「黙っている自分自身を許せなくなった」俳優の大内彩加(おおうち・さいか)さんが劇作家・谷賢一さんからの性被害を訴えた裁判が始まった。性被害を告発した後、大内さんのもとには匿名の誹謗中傷が相次いで寄せられている。「売名に見える」「本当なの?」このような周囲からの心ない言動で性被害者がさらに傷つけられる行為は「セカンドレイプ(二次被害)」と呼ばれる。世界に広がった「#MeToo」運動から5年あまり、この間、多くの人が声を上げ続けてきた。しかし、大内さんのように「セカンドレイプ」に苦しむ当事者は後を絶たない。被害者や告発者に対し、なぜ“言葉の刃”が向けられるのか。

■告発後に相次ぐ誹謗中傷「心無い言葉送るのも“加害”」

裁判を前に大内さんがSNSで性被害について告発すると大きな注目を集めた。なぜ実名での告発に踏み切ったのか。2023年1月上旬、単独インタビューに応じた。

大内彩加さん(29)「匿名ではもみ消されてしまうと思いました。演劇業界からこれ以上被害者を出したくないんです。決して悲劇のヒロインを気取りたいわけではなく、私には事実を語る責任がある。恐らく批判も飛んでくるだろうと覚悟していました」

残念ながら大内さんの予想は現実のものとなり、匿名での誹謗中傷が相次いでいる。

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