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2/8(水) 19:06配信
テレ玉

 おととし4月、さいたま市内で配送業の男性2人を包丁で切りつけ、配達中の高級腕時計を奪おうとしたとして、強盗殺人未遂などの罪に問われた男に対し、さいたま地裁は8日懲役21年を言い渡しました。

 判決によりますと、さいたま市の無職・中井楽人被告(22)は、おととし4月、高級腕時計3本あわせて938万円相当を大宮区の自宅に着払いで注文し、配達に訪れた男性2人を包丁で襲って大けがをさせたものです。

 裁判では中井被告が犯行前に大量に服用した睡眠薬の影響が争点となっていて、検察側は「状況に応じた判断を行っていることから薬の影響は小さい」として、懲役22年を求刑しました。

 一方、弁護側は「急性薬物中毒により心神喪失状態だった」として、強盗殺人未遂については無罪を主張していました。

 8日の判決で金子大作裁判長は、事件当時、被告は合理的な行動が取れていたことから、薬の影響は小さいと指摘したうえで「危険性が非常に高い犯行」として、懲役21年を言い渡しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e66ea5c2b09e617547917071605c8f50e111dcbe