【アダナ(トルコ南部)共同】6日に起きたトルコ・シリア大地震を巡り、国連人道問題調整室(OCHA)のグリフィス室長(事務次長)は13日、生存者らの救出は「終わりに近づいている」と述べた。被災地のシリア北部アレッポを訪れた際の発言として、中東メディアなどが伝えた。

 両国で13日までに確認された死者は計3万5千人以上。がれきに埋もれたままの人も多いとされる。地震から180時間以上たった後で複数の救出劇が伝えられたが、発生後1週間以上が経過し絶望感は増している。

 グリフィス氏は、緊急対応が被災者への避難先や食料、精神的ケアなどの提供に移っていくとの考えを示した。

共同通信 23/02/14 06時40分
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