強い寒気南下
日本海側は大雪のおそれ、全国的に冬の寒さに
2023/02/14 07:51 ウェザーニュース
https://weathernews.jp/s/topics/202302/140055/
https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202302/202302140055_top_img_A.jpg

今日14日(火)から日本列島の上空に寒気が流れ込み、
冬型の気圧配置が強まります。
日本海側は大雪のおそれがあり、晴れる太平洋側も気温が低く、
昼間も冬の寒さとなる見込みです。

■強い寒気が南下、日本海側で雪の範囲拡大

今日14日(火)は寒気が次第に南下し、
夜には平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で
-6℃以下の寒気が関東~中国地方まで覆い、
さらに強い-12℃以下の寒気が東北南部~北陸に達する予想です。

北日本の日本海側や北陸、近畿北部、山陰にかけての広い範囲で雪となります。
また、東北北部は小さな低気圧が通過する影響で
局地的に雪雲が発達するとみられ、
短時間の強い雪の降る所がある見込みです。

■山沿いの多い所では新たに50cm以上の積雪
https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202302/202302140055_box_img2_A.jpg

14日(火)朝~16日(木)夕の積雪予想
今日14日(火)の朝から16日(木)夕方までの積雪は、
北陸や東北南部の山沿いで最大50cmに達する予想となっています。
北日本の日本海側や北陸の平地、西日本の山沿いでは
広い範囲で10~30cmの雪が積もる見込みです。

積雪がほとんどなくなっている所が多い北陸~山陰の平野部でも
道路にしっかりと積もるくらいの雪となりますので、
車での移動を予定されている場合は、時間に余裕を持つようにしてください。

また、雪が強まったり吹雪になることで視界不良のおそれもあります。
山沿いでは積雪が短期間増えることで不安定になり、
雪崩が発生しやすくなるため、十分な注意が必要です。

■全国的に冬の寒さ
https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202302/202302140055_box_img4_A.png

強い寒気に覆われるため、晴れる太平洋側も含む全国的に気温が下がります。

今朝は冷え込み強まり、7時の気温は東京都心と大阪市が4.3℃、
名古屋市が4.0℃と昨日の同じ時間帯よりも5℃前後低く、寒い朝となっています。

日差しが届いても、昼間の最高気温は上がりにくい予想です。
東京都心は10℃、名古屋市や大阪市は一桁の予想です。
北海道は最高気温が0℃未満の真冬日の所が多く、
東北南部や北陸でも5℃に届きません。

冷たい北寄りの風が強めに吹きますので、
しっかりと防寒を行うようにしてください。