奄美大島沿岸で獲物のエラブチ(ブダイ)を鷲(わし)づかみにして飛ぶミサゴの姿を、鹿児島県奄美市名瀬の写真家、浜田太さん(69)が撮影した。

 ミサゴは「魚鷹(うおたか)」の異名を持ち、海岸や河川の上を飛び、急降下して水中の魚を捕まえる。英語名「オスプレイ」は米軍輸送機の名前の由来。環境省のレッドリストで準絶滅危惧種。

 浜田さんが11日午後2時すぎ、龍郷町北部の海岸線を車で走行中、目の前に獲物をつかんだミサゴが現れた。「30年くらい、チャンスがあればと狙っていた。車を降りて夢中で撮った」と念願の一枚に満足げな様子。

 ミサゴは大物を抱えて飛ぶのに苦労したようで、浜田さんの頭上を2回旋回した後、山の方へ飛んで行ったという。


2/18(土) 13:01配信 南海日日新聞 大物、とったど~! ミサゴがブダイをワシづかみ 浜田さん撮影
https://news.yahoo.co.jp/articles/648d6617ab4ad2284d9ba03f558bf67b4016b934
画像 ブダイを鷲づかみにして飛ぶミサゴ
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