※2/18(土) 7:02配信
東洋経済オンライン

“やせ薬が近く健康保険の対象になる”と、にわかに話題になっている。
2023年1月27日、厚生労働省の専門部会はGLP‐1受容体作動薬のセマグルチド(商品名ウゴービ)を、肥満症の治療薬として承認することを了承した。
1年前の6月にはFDA(アメリカ食品医薬品局)でも認められたばかり。いったいどんな薬なのか、どれほどの減量効果が期待できるのか。昨今のダイエット薬の問題点とともに明らかにしていく。
 「GLP-1受容体作動薬を使ったダイエットに関して、セマグルチドは非常に有効な薬だと思います」

 こう話すのは、四谷メディカルキューブ(東京都千代田区)減量・糖尿病外科センター長の笠間和典医師だ。同院ではこれまで高度肥満(BMIが35以上)の人を対象に、2000例以上の腹腔鏡下減量・代謝改善手術を実施してきた。

 「スリーブ状胃切除(胃の一部を切除して細長くし、食事摂取量を制限する肥満手術の一種。日本ではもっとも多く行われている)だと、当院では体重の30%くらいの体重減少効果があります。手術に匹敵するほどの効果はありませんが、セマグルチドはだいたい15%くらいの体重減少があるとされています」

■適応は治療が必要な肥満(肥満症)の人

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