部落解放同盟の第80回全国大会が3日、京都市内で開かれ、「差別や人権侵害の被害者を救済し、差別を禁止する人権の法制度の確立に向けた闘いをすすめよう」などとする宣言が採択された。


 京都で全国大会が開催されるのは1993年の第50回大会以来、30年ぶり。昨年の全国大会から9カ月しか経過していないことなどから、例年は2日間の日程を1日に縮小した。2023年度の運動方針も、おおむね前回大会の内容を踏襲した。

 記者会見した西島藤彦委員長は「部落差別解消推進法の課題が明確になってきている。どういう形で法改正させるか、そこに尽きる」と述べた。

時事通信 2023年03月03日17時59分
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