大阪市天王寺区の天王寺動物園で飼育されていた雄のアムールトラ「風」が死んだ。3歳で、飼育下での寿命が20~25年とされる中では早すぎる死だった。「大阪のトラ」に愛着を持って育てている動物園だけに「まだ若く、残念だ」(飼育展示課の今西隆和さん)と悲しみが広がっている。

 風は2019年9月に秋田市の大森山動物園で生まれ、21年3月に天王寺動物園に来園した。今年1月、腎機能に異常が見つかり、食欲が低下。好物の牛肉を食べやすいように小さくして与えていたが、3月1日に容体が急変し、夕方に死んだ。死因は調査中。

16時48分 共同通信
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