「世界平和統一家庭連合、旧統一教会や関係団体と一切の関係を絶つ」とした富山市議会の決議によって、「不当な差別的扱いを受けた」として、信者の男性が富山市に慰謝料などを求めた裁判が始まり、富山市は、男性の権利を侵害していないなどとして請求の棄却を求めました。

 訴えを起こしたのは富山市に住む50代の男性信者で、男性は、富山市議会が去年9月に可決した決議は信者の政治参加を排除するものだと主張し、取り消しを求めて請願しようとした際に複数の議員から断られたとしています。

 これによって男性は信仰と信条を理由とする不当な差別的扱いを受けたとして、富山市に対し慰謝料など350万円を求めています。

 これに対し富山市は、13日の口頭弁論で「決議は議会の意思決定に過ぎず、原告が主張する権利侵害があるとは言えない」と反論し、さらに男性の依頼を断ったのは「請願の内容が議員の信条や信念と合致しないことによるもの」として男性の訴えを棄却するよう求めました。

 これに対し裁判後の記者会見で原告側の徳永信一弁護士は、「信条や信念は内心の部分であって事実の認定が難しく、決議そのものが議員の意思決定に制限をかけている」と反論し争う考えを示し・・・

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【記事元:Yahoo NEWS(富山テレビ放送)】
https://news.yahoo.co.jp/articles/979eec82a13d32d6ba3913f48126c8726b096ca9

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