三条のメーカー「コロナ」 「新型コロナ」の名称変更を要望

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20230314/1030024549.html
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新型コロナウイルスの法令上の名称について厚生労働省が見直しを検討したことを受けて、三条市の住宅設備機器メーカー「コロナ」が
「社名に対する不安をふっしょくするためWHO=世界保健機関が定めた『COVIDー19』に名称を変更するよう厚生労働省に求めました。

新型コロナをめぐっては厚生労働省の専門部会で感染症法上の位置づけが5月8日に
「5類」に移行したあとの法令上の名称について見直しを検討していました。
こうした動きを踏まえて、三条市の住宅設備機器メーカー「コロナ」は大桃満社長が今月10日、伊佐厚生労働副大臣を訪れ、
「COVIDー19」に変更するよう要望しました。
要望の中で、会社は、「感染症の流行当初、社名が同じだとして社員や家族が非常に心を痛めた経緯がある。
現在は社名も感染症も区別されているが、未来の社員や家族の社名に対する不安をふっしょくして欲しい。
『コロナ』という名前をつけている会社は、国内にはおよそ300社あると言われている。
WHO=世界保健機関が定めた名称に変更してほしい」としています。

名称については13日開かれた専門部会で当面はいまの「新型コロナウイルス感染症」を継続して使用する方針を決めた一方で、
将来的にウイルスが弱毒化するなど特性が変化すれば名称を見直す方針も了承されました。
会社では、「今後も見直しのタイミングがあれば、名称を変更してほしい」と話しています。

03/14 14:00